こんにちはTORAです。

近年の外国人観光客は日本の食文化にとても関心が高くなっています。
なかでもTempuraという単語として馴染まれている「天ぷら」は、ラーメンに劣らず、とても人気のある和食です。

天ぷら専門の人気店では、外国人が並んでまで食べる日本の天ぷらの魅力に魅了されている方も居るようです。

今回はそんな魅力たっぷりの天ぷらについてお伝えします。

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天ぷらの歴史

今では日本料理としても代表的な「天ぷら」ですが、実は南蛮料理だったそうです。
日本に伝わったのは、今から約450年前、室町時代のことで、鉄砲の伝来とともにポルトガルから長崎に伝わった南蛮料理です。

当時の日本では油は灯火用の大変貴重なものだったため、調理に大量の油を使用する天ぷらは高級品として扱われていました。

江戸時代に入り油の生産が増えた事によって、天ぷらは次第に大衆料理として広まっていきました。
はじめは立ち食い屋台で、おかずと言うよりは間食のような感覚食べられていたようです。
天ぷら料理の専門店や料亭が出現しはじめたのは明治以降の事です。

天ぷらの語源

語源は諸説あります。

天ぷら」はポルトガル語で「四季の斎日」を意味する「テンポラ」が語源という説があります。
四季の斎日とは季節のはじめの三日間に祈りと節食をする習慣です。

この期間中信者は肉を食べる事が禁じられるため、魚などに小麦粉の衣を付けた料理を食べていました。
この料理が日本に伝わり「天ぷら」になったと言われています。

また別の説には、天ぷらの料理を最初に学んで日本に持ち帰ったのは、
鎌倉時代に中国に出向き、禅宗の修行をした僧侶であるという説もありますので、
当時の精進料理の中に新しく加わった西洋のメニューとして、このスペイン語で寺を表すテンプロという言葉が使われたという説もあります

天ぷらの種類

      • 海老の天ぷら

    これは定番ですね。

    • 海老天(えびてん)とも呼ばれ「日本人が天ぷらと言えばこれ」と言っても過言ではない。
      • 野菜の天ぷら

    なす、かぼちゃ、にんじん等の季節ながらの旬な野菜を天ぷらにします。

      • 鶏肉の天ぷら

    鶏肉のてんぷらは「とり天」や「かしわ天」と呼ばれています。

    • ポン酢やオリジナルのタレなど、鶏肉の天ぷらならではの味付けで食べられたりしています。
      • 魚の天ぷら

    魚の天ぷらは主に、白身魚が使われることが多く、中でも「あなごの天ぷら」が一番定番です。

    • 実は私の調査は、最近は白身でもバサ(ナマズの一種)を使用してる場合もあるらしいです。
      • かき揚げ

    天ぷらと呼び名は違いますが、天ぷらの一種で、野菜や魚介類を細かく切り、それを合わせてあげています。

    うどんやそばに載せたりして食べることが多いです。

その他の天ぷら

      • もずく天ぷら

    沖縄では定番です。

    • 丼やそばに添えて食べることもあります。
      • アーサ(あおさ)天ぷら

    これも沖縄では定番です。

    薄く丸く焼き、せんべいの様な形で、お菓子感覚です。

地域による違い

天ぷらにも関東風と関西風があり、関東風の天ぷらは、卵を入れた衣を胡麻油で揚げたもので、こんがりキツネ色に仕上がるのが特徴です。

一方関西風の天ぷらは卵を入れない衣をサラダ油で揚げたもので、白い天ぷらが特徴です。

もともと関東では江戸前でとれた魚を天ぷらにしていたので、魚の臭みをとるために胡麻油で揚げるようになった言われています。

一方関西では野菜中心であったため、自然の味を生かすため天つゆではなく食塩をつけて食べるようになったと言われています。

種類も食べ方も地方によって色々あります。
沖縄の場合だとおやつや、酒のおつまみとして天ぷらを食べるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
これで天ぷらに対する知識が一段と深まりましたね?

私たちがよく食べている天ぷらにも、知らないことがたくさんありますね。
今後、あなたが色々な天ぷらを味わい、楽しめる事を祈っています。

今日も一日お疲れ様でした。